タクシー・ブルース

ルンギンの「タクシー・ブルース」は乾いていて良い。サックスを吹く男が街頭の緑色のスクリーンに映されるシーンはなんてカッコいいんだろう。

主観的でないドラマを撮りたい。自分もその中に居るのならば尚のこと良い。棒読みでいいから現実を逸脱した場所の住人になってみたい。それは今までに経験のないこと。転換や刺激が欲しい。表現という発散が無くなった瞬間に産廃のようになる自覚があるので、何か、何かを延命装置として手にしておきたい。テレビ局のような媒体を立ち上げるのも効果的かもしれない。いや、なんでもいいのかも。伝えたいことはない。それでも吐き出したいことはある。

10年間、聴き続けている音楽がある。病める時も健やかなる時も。誓いの言葉みたいな存在の音楽がある。曲名をなるべく他人に教えたくはない。あまりにも私の生活に馴染んでいるから。もしかすると世界で今も聴いているのは本当に自分ぐらいかもしれない。すごく愛している。このロマンチックな関係を邪魔されたくない!😤

とにかく、そういう規模の話しか自分は出来ないんだよ。